2004年9月21日 晴れ。 LAでピットインそしてパーム・スプリングスへ

 [ルート:] Las Vegas → I-15 南 → Ontario → I-10 西 → Los Angeles → I-10東 → CA-60東 → I-10東 → CA-111南 → Palm Springs

 [本日の走行距離:]350マイル

 夜半にラスベガスを発ってひたすら15号線を西に走る。走る。ただし、ラジエータに穴が開いている状態なので、スピードは50MPHに制限する。まるで、タイヤがパンクしてスペア・タイヤを使っているようなスピード。 とくに峠を登る時にはトラック用のレーン(トラック・レーン)を走って、できるだけ回転をあげず、アクセルを踏まないように、トロトロ走る。しかし、途中で精神力が途絶えてきたので、途中にあるレスト・エリアで休息をとるつもりが、爆睡してしまった。気がついたら、時間は朝の5時。寒さで目が覚めた。いくら9月とはいえ砂漠の山のてっぺんは寒いのだ。

 普段、快調に走っているので(スピード出し過ぎという話もあるが)トラックと並んで走ると、ブレーキや加速、車線変更がいつものリズムと違うので、スピードが出ているときとちがって、疲れ方が半端じゃないようだ。それに、夜、真っ暗な中を自分の車のライトで照らし出された車線を見ながら走る乗って、ゆっくりと丁寧、そしてまじめに走るときは疲れる。

 夜が明けかかっていたので、やばいLAの交通渋滞にはまるとおもいながら、出発。こういうときに魔法瓶に熱いコーヒーなんかがあるとうれしいが、ラスベガス出発前に抜かりなくスター・バックスで入れておいたので、さわやかな朝のコーヒーをどこかの山頂付近のレスト・エリアで楽しんだ。

 日本の高速に付随しているパーキング・エリアだったら、土産ものやから簡単な食事のできるレストランとか盛りだくさんでついているが、アメリカにはなし。車を止めるスペースと、ペットを遊ばせることのできるスペース、ピクニック用の(カルフォルニア州内はほとんどの場所では石でできた)テーブルと椅子、トイレくらいしかない。ここ5〜6年くらいの間に自動販売機も設置されるようになってきたが、コーラ類とお菓子と暖かくまずいコーヒーくらいしか買えない。場所によってはアイス・クリームなんかもあるけれど、期待する方が間違っているというレベル。

 なので、アメリカを長時間走るってときには、街での補給が必要となる。もちろん、街から街への移動中、集落みたいなところでガソリンをいれたり、飲み物の購入はできるが、あまり期待できないことが多いので、買えるところで買っておいた方がいいと思う。とくに食料関係は辛いモノがある。アメリカ生まれのアメリカ人でない限り、かなりガッカリすることが多いと思う。幸い、カルフォルニアは人口密度が高いので、LAからSF間のI-5号線は昔みたく次のガソリン・スタンド(英語ではガソリン・ステーション)まで30マイル(約50キロ)とかということはなくなったし、(自分は行かないけれど)マクドナルドもけっこうできたし、そういう意味では恵まれている。

 参考までに、自分の場合、スーパー・マーケットをよく利用する。その土地土地にどんなものがあるのか、単一化しているようで違いがそのなかにあるのでそれを見つけるのが楽しいのと、種類が豊富にあるので、選択肢が全くないか、ほしいものがないという状況とくらべれば、天と地ほど違うと思うので、スーパー・マーケットをみるとついつい入ってしまう。特にデリはお勧めで、好きなサンドイッチを作ってもらえたり、サラダ類も重さで買えるので、複数の種類を少しずつ買えるので、食生活が旅とはいえだいぶ豊かになる。水とかソーダとか1ダースで買っておくと安いしね。

 さてさて、頂上ですがすがしいというか冷たい空気の中、LAに戻るぞっと体を起こし、エンジンを始動させる。夜半とはうってかわって、トラックが大半をしめているような状態から普通の乗用車との割合が半々くらいになっている。それに混ざるようにフリーウェイの本線に戻り、西へと進む。

 しばらく進むと背後から日が昇り始める。よかった日に向かって走っていないでとつまらないことを考えたりしながら、バーストゥの街で給油。ラジエータからエイリアンの血のような緑の液体がしたたっている。いよいよ最後の時が近づいてきたなと思いつつ、さらに西に進む。ここから先は車の量が増え、通勤ラッシュが始まっているのを肌で感じながら進む。

 LAに入る山を越え、下りにはいるとまさに通勤ラッシュ。たくさんの乗用車が走っている。しかし車線がたくさんあるので平気で75MPHくらいで走っている。下りならラジエータの負担は少ないので、ここぞとばかりスピードを上げる。標高4500フィート(1500メートルくらい)ってのが最高点で、あとは一気に海抜0くらいまで降りる道なので、楽しいね。登るときはしんどいけれどさ。

 坂を下りるとまさに渋滞。へろへろと前の車について行くも、エンジンの回転を上げない運転というのは、渋滞の中のマニュアル車にはきついモノがある。というわけで、オンタリオで降りて小休止。ここにスター・バックスがあって、WiFiでのアクセスができるのを知っているから降りたんだけれどね。

 1時間半くらいゆったりと休んで再びフリー・ウェイに乗ったが、渋滞は変わらなかった。ひどくなっていないだけイイかと思いさらにLAに向けて西進する。温度計がかなり高い位置にくるとガスステに避難して進み、30分ほど休んでから進むということを繰り返す。昼ぐらいにモントレー・パークを通過したので、ここで吉牛マークに似ている麺屋でお昼ご飯を食べる。

 前回は透き通ったスープに中麺という組み合わせだったが、今回はこっていりっぽい紅焼牛肉麺を頼もうとしたら、その麺はもう作らないって言われた。だったらメニューから消しとけよな。(怒)けっきょく、前回と同じものを頼んでしまった。

 さてさて、お腹がいっぱいになってフリー・ウェイに戻ると、渋滞は解消されていた。ラッキー。ということで一気にLAに戻りピットに直行。到着するなり、水漏れ箇所を点検、水道の水をラジエータにじゃんじゃんかけて急速冷却。人肌くらいになったら、ドレイン・コックをあけて残っているクーラントを受け皿に取って、ホースを外す。ラジエータを車から外し、新しいのを装着し外したホースを取り付ける。エンジン・オイルをはじめとする液体のチェックを行い、異常がないことを確認して貰い、ピットを出る。その間2時間半。早いね。

 ピットを出た後、今度は東に進む。ラスベガスに戻るということも考えたが、元来た道を戻るのは面白くないように思えたのでパーム・スプリングスに行くことにし、明日、ジョシュア・ツリー国立公園に行くことにする。

 地図でみると、LAからパーム・スプリングスって近そうだけれど、けっこう、遠い。というか、まぢ遠い。ちょー疲れた。I-10を東に進んで、途中CA-60に乗り、再度I-10で楽勝って思っていたのだが、CA-60に乗ってからI-10との合流地点までが異常に長く感じられた。さらに合流後もパーム・スプリングスまで遠かった。以前に昼間、パーム・デザートのアウトレット・モールに来たときにはけっこう近いという印象を持ったが、さすがにラスベガス→LA→パーム・スプリングスは疲れる。

 パーム・スプリングスについたらとりあえず目星をつけていた宿に行く。事前に車の中から部屋が開いていると言うことで予約を入れ、到着早々にチェックイン。そして夕ご飯を食べに出て直ぐに寝てしまった。

 

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