2004年9月24日 晴れ。 化石の森国立公園

[ルート:] Winslow → I-40西 → US-180 → 化石の森国立公園 (Petrified Forest National Park) → I-40東 → Winslow

[本日の総走行距離:]220マイル

 本日は明日にせまったグランド・キャニオンのブライト・エンジェル・トレイルをつかってプラトー・ポイントまでハイキングのため静養日。というわけで、軽く化石の森公園に遊びにいくことに。ここはほとんどの見所を車で回れるし、トレイルも超短いのでのんびりとすごすには良いところかと。

 身支度を整え、I-40を西に向かって進む。このWinslowって町、驚いたことにWalmartがある!!ほんと、おどろいた。なーんにもなさそうな町なのに、ほとんど心の友といっていいWalmartがあるなんて。いやー、なにがあるかわからないものです。

 あとでWalmartに寄るとして先に進む。以前来た時に、US-180に入れば比較的開けていた記憶があるので、朝ごはんとか、適当に食料も補給できるでしょというのりで進む。案の定、Safewayがあったので、クーラー・ボックス用の氷、おかし、パン、ハム、チーズなどを購入。早速、ハム・チーズ・サンドイッチを作って運転しながら食べる。

 けっこう朝はのんびりと寝ていたので公園に到着したのは11時。日は高く昇っており乾燥した空気と照りつける太陽が砂漠にいるということを感じさせる。

 公園の入り口には珪化した木がそれとなく置いてあって、化石の森にきたんだという雰囲気満載。この公園は縦に長く北と南に入り口があるが、南側から入るほうがこの公園は楽しめるような気がする。

 北側から入ると、砂漠見学、先住民の遺跡、化石の森という順でみることになるので、目玉の珪化した木はかなり進まないと見れないので、南側からの見学を進める。

 前回来た時は北側から入ったので、 目的の珪化した木をみるまで長ーく感じたし、はじめはちょこちょこしか見れないのでちょっとがっかりもしたが、最後にたくさん見れたので、結果、よかったけれど、南からだと、最初からこれでもかーってくらい見れる。

 

 

 



 公園にはいたるところに珪化した木を拾うことは禁止って看板がでている。公園に入るときも、持ち出しは犯罪よって言われるし、公園の案内書にも黄色い目立つ紙が入っていて、持ち出しは禁止ってこととが大きな文字でかかれており、もし拾っている人がいたら報告できるようにもなっている。

 もし、公園外のお店で石を買うなりして、公園に石を持ち込むときは入り口で申請しないと、公園から石を持ち出したと思われるので注意が必要。

 みやげ物やは南口と北口の両方にあるが北口のほうが充実しているよう。いろいろなお土産が置いてある。

 さて、公園にはいると、Rainbow Forest Museum があり木が石になるまでの説明があったり、磨いた珪化した木の展示がされている。磨くととてつもなくきれいになるので驚き。

 以下の写真は Rainbow Forest にある Giant Logs トレイル。博物館の裏からの約700メートルほどのトレイル。公園内で一番カラフルで一番長い珪化石を見れるところとのこと。

 

 

 次にCrystal Forestに行き。ここのトレイルも歩いてみる。全長は約1キロ。Rainbow Forest より砂漠と珪化石のコントラストが楽しめる。昔の採掘によってきれいな石はなくなっているとのことだが、作業したままそのままほったらかしにしていますという感じの石がいっぱいある。厳しい親方だったら、ちゃんと片付けろ!って怒鳴られそうな状態。作業が終わってそのままにして帰ったって感じがする。

 このような感じで無造作に珪化した木が転がっている。ふつう、盗まれては困るものがあるところは、トレイルが柵で被われてその中を歩くようなことになるかと思うが、やはり、モラルが高いのか、トレイルからは出ないでという看板だけで、道のそばに転がっている石には自由に触れるし、持つこともできる。1個あたり、かなり大きいので、かけらを持っていこうとする人はいても、輪切りになったようなものは超重たそうなので難しいかも。なかなか、このように年輪が残っている石を見る機会なんてないので、楽しい経験ができた。

 次に訪れたのが Agate Bridge 。ここは珪化した木が横たわっており、それが橋のようになっているところ。下を雨水が削って、橋のようになっているが、折れそうになっているためコンクリートで補強がされている。

 自然の不思議というか、ちょうど木の化石の真下を雨が降ったときの水が流れて下の大地が削られ、表面も削られ、ちょうど橋のようになって姿をあらわすなんて、本当に不思議。

 さてさて、次に訪れたのは先住民の遺跡なのだが、スペイン人の探検隊が16世紀に来たときにはすでに住民はいなく、意味がその当時から不明になっている。

 11から14世紀くらいにかかれたと推測されている。それが野放しになって今も見れて、今現在もその当時の状態で保存(というのか?)されているのは、アメリカならではだと思う。

 どっかの国じゃ、カビとかあるから壁画を外して高度に管理したところで保管するしね。




 先ほどの珪化した木があるところからこの遺跡に行く途中には摩訶不思議な地層を見ることができる。白と赤の直線に入った地層なんて...。

 左右に同じ高さでこのような岩山があって自分がしっている地球上の風景とはぜんぜん違う。右も左も白、赤、白って層になっていて、自然の織り成す美を感じる。

 

 

 

 

 道なりに進むと緑が増えてくる。ここには川が流れており、緑が豊か。そして遺跡がここにある。まず、はじめにニュース・ペーパー・ロックとなずけられた岩。

 この岩、「砂漠のワニス」と呼ばれる褐色の物質で覆わていて、それを削って絵を描いてある。よくもまぁ、こんなにと思うくらいたくさん書き込まれ、ニュース・ペーパー・ロックをよく見るために双眼鏡が備え付けられてある。もちろん無料。

 ここに書かれてある人物と思われる絵の手足が強調して書かれているのが特徴的。一部岩がはげているようだが、あまり気にしないのがアメリカ的なのか?

 渦を巻いている絵がところどころに描かれているが、太陽の動きとか暦とかって研究者は考えているよう。動物とか人、その他のものとかいろいろと描かれていて、非常に興味深い。

 かなり長い時間、見入ってしまった。

 

 

 

 

 ニュース・ペーパー・ロックから北に少し進むと、さらに緑が増える。川がそばにあるのだ。 そして、昔の人が暮らした住居跡があって、その先の崖にもペトログラフが描かれている。鳥が亀もしくは人を食べているユニークな絵があったり、宇宙人?って思うような絵もある。

 昔もこの住居跡のそばを川が流れていたのかとか、手前の岩に描かれた絵を見ながら、太古の昔を想像する。

 

 

 

 

 左上の写真を拡大してみるとこんな感じ。確かにカエルか人を咥えているよね。人間だったらかなりでかい鳥ってことになるけれど。そうそう、足の向きにちゅーもく。横から描いているのに足だけ正面。

 

 

 たくさんのペトログラフを見た後は川を越え、フリーウェイを越え、Painted desert に入る。ペンキで塗ったような砂漠という意味だが、その何恥じぬくらいさまざまな色の砂漠だ。とくに赤色がきれい。

 こんな感じの風景を見ながら、そして、砂漠を通り抜ける風を感じながら食べたサンドイッチはおいしかった。

 このあと北口にあるみやげ物屋でいろいろ物色して、I-40を西に進んだ。途中で世界最大の珪化した木って看板が出ていたので寄ってみる。

 普通のみやげ物屋なのだが、ここで売られている石の数が半端じゃなく、また値段もさすが産地直送ってくらい安かった。けれど、世界最大といわれてもぴんとこなかった。

 そのままWinslowに戻り、トラック野郎が集うダイナーへ行く。なんとバッフェとのことで、あんまりおいしそうには見えなかったが、チャレンジしてみた。

 味付けはかなり濃い目。さすが肉体労働者向け。さらに、肉が中心だが、かなりパサパサだった。このレストランは長距離トラック向けのガスステに併設して作られており、隣の店には何でもそろうのではないかと思うくらいたくさんのものが売られていた。中でも12V使用のコーヒー・メーカーとかモバイル用プリンターとか、なんでこんなものがというものがたくさんあって見ているだけでも面白かった。

←戻る ホームへ 次→