2004年9月27日 晴れ。 フォー・コーナーズ、ナチュラル・ブリッジ国定公園と岩絵

[ルート:] Mexican Hat→ US-163東 → Sand Island Camp Ground → UT-262東 → CO-41南 → US-160西 → フォー・コーナーズ (Four Courners Monument) → US-160西 → US-191北 → US-163東 → UT-261北 → UT-316西 → グースネック州立公園 (Gooseneck State Park) → UT-316東 → UT-261 北 → UT-95西 → UT-275西 → ナチュラル・ブリッジ国定公園 (Natural Bridge National Monument) → UT-275東 → UT-95東 → Blanding → US-191北 → UT-211西 → News Paper Rock Recriational Site → UT-211東 → US-191南 → Blanding

[本日の総走行距離:]390マイル

 昨晩、電話もない、テレビもない部屋でやることがなくなってすぐに寝てしまったため、超早起き。
日の出と同じくらい。6:30に宿を出て、隣のShellでガスを入れる。

昨晩ナッチョ・チップとビールが夕飯だったので強烈におなかがすいている。
サンドイッチくらいあるだろうと思って冷蔵庫を覗いても昨晩と同じで空。
食料調達に失敗したので、クーラー・ボックス用の氷を買って店をでる。

どこかにあいている店があったらそこに寄ろうと。

車をよく見ると昨日のモニュメント・バレー・ドライブの証拠のように赤茶色の砂がびっちりとついる。
こころなしかシルバーのボディーが赤が少し混じった色に見えた。タイヤも赤茶けた色。

 昨晩もらったこの界隈の地図に、ペトログラフがあると記されていた。
ちょうど、通り道にあるSand Island Camp Ground によってみる。
入り口が非常にわかりにくく、一回通りすぎてBluffの町まで行ってしまった。
有名な2本の岩があるところにお店やらレストランがあるのだが、7時ではまだあいていない。
空腹の中、気を取り直してきた道を戻る。

  なんと、US-191号線と交差しているちょっと手前に入り口がある。
キャンプ場に降りていく道を道なりに進むとペトログラフの看板がある。
そこに道のど真ん中に車を止めて壁面を見る。

壁面にペトログラフがたくさん描かれている。
ココペリもいる。後年の人の落書きもあって、けっこうむかつく。

↑こんな壁にたくさんペトログラフが描かれている。

 ↑見にくいかもしれませんが、壁にびっちりと描かれてます。
真ん中常備にはココぺりもいます。クリックすると大きな画像が表示されます。

 たっぷりとペトログラフを堪能したので、先ほど戻ってきた道を再びBluff方面に向けて進む。
先ほどは閉まっていたお店も開いたようで車が駐車場にとまっている。

  何か食そうと思っていたのだが、空腹すぎて、食欲が減退していたため、フォー・コーナーズへ向かう。
途中に村ぽいマークが地図にされているので、なんかあるでしょう。

 このUT-163とUT-262、川沿いの道でなかなか面白い。
ところどころ古い舗装で揺れるが、新しく舗装した部分も多く、快適なドライブが楽しめる。
ただし、ユタからコロラドに入ると、いきなり道の状態が悪くなるから注意。

 途中、Hovenweep National Monumentはこっちって看板が出ていた。
今回は時間がないので、そのうちにと通り越す。
(実はカルフォルニア・ナンバーのBMWと競っていたという話もある。)

 小一時間ほどの運転でフォー・コーナーズに到着。
ユタを出て、瞬間的にコロラドに入って、すぐにニュー・メキシコ。一気に3つの州を走る。
州が変わるごとに道路の状況がかわるから面白い。

 フォー・コーナーズにはニュー・メキシコから入る。
ここもナバホ共和国内の公園なので当然、入園料を要求される。
お一人様3ドル。
う〜ん、高いのか安いのかわからないけれど、4つの州が交わっているというだけで入場料って.....。
ま、建築物があるからよしとするか。

 ビジター・センターまであった。プレハブ小屋みたいな感じ。
いったい何があるんだろうって思って入ったら、何にもなかった。
入場料を取っておいてっておもったけれど、ナバホの国だからと納得。

 4つの州の分岐点のところに、大きな建築物があり、それぞれの州の旗が掲げられている。
風が強く、おっそろしく大きなバタバタという音がしている。

 この4州の分岐点の記念建築物の周りに掘っ立て小屋のようなものが立ち並んデいる。
、土産物屋があるようなのだが、まだ、開店準備中って感じのところばかり。
この公園は8時にオープンらしい。
8時ちょい過ぎに園内に入ったのだが、この有様。

 8時オープンだったら、それにあわせて店開けろよって思う。
のんびりしているのがナバホ流なのか。
一足先に開店できた土産物屋にたくさん人が集まっている。
(といっても、車から箱をだして、その中につめてある装飾品などを台の上に並べるだけ)
あとで覗いてみようと思いながら、とりあえずメイン・イベント、4つの州が交わるところへ行く。

 ま、こんなところです。
アリゾナ側には展望台というか、ちょっとした台があって、このように一目で見れるわけです。
この写真の後方に移っているのが、土産物屋の小屋です。はい。
まだ開店しておりません、というか左側は誰もおりません。
こんな感じの小屋が北東西の3方向にありますです。

 ここはナバホの国だから、ナバホの消費税がかかるのかと思ったら、税込みの価格だって。
いろいろなアクセサリーが手ごろな値段で売られているから、意外と買い物の方がメインな場所なのかと思った。

 同じような店が軒を並べているので、一種の競争があるのかもしれない。
確かに町にあるみやげ物屋に比べると格段に安く、アーティストから直接買ってきているとかってお店の人が言っていた。

 これが、4つの州が集まっているところ。
これを見るために入場料を取るなんてなんて阿漕なんだって思う。
ま、昔のアルコール付けの時代に比べれば自立政策は成功していると思える。
その代わり拝金主義になっているような気もするが。

 なんか商売っ気がたーくさんって感じで、ちょっと愛想がわるかったなぁ。
ま、他ではみられないアクセサリーとかあって、ナバホのアクセサリーの興味があったら、訪れてみて損はないところ。

 自分はエイリアンの顔が彫られた指輪を見つけ、入手。
あと、黒い石でできた十字架のネックレスも熱烈に欲しかったが。
今度どこかでみたら入手しようと思ってここでは手を出さなかった。
なんちゃってモルモンになろうとおもったんだけどなぁ。

 そうそう、この周りには一切のお店や集落がないからトイレに行っておいた方がいいかも。
ぼっとんだけど...。
こんな感じね。こんなに並んで強烈な芳香が漂っています。

 フォー・コーナーズでもうひとつ、驚いた店を紹介します。
下の写真なんだけれど、どう見てもオープンじゃない。
でも、オープンのサインが。

 一度は食してみたいナバホ名物のナバホ・パン。
別に昔から食べているものじゃないんだけれど、なぜか名物になっているという不思議なもの。
小麦粉を練って油で揚げて砂糖をまぶしたもの。
私のいい加減な記憶によると、アメリカ連邦政府の政策で、居留地の人には食料の配給ってのがあって、それが小麦粉と油と砂糖。
とりあえず、カロリーを取っておけば死なないってことらしい。
で、この配給されてできたのがナバホ・パンってどっかで聞きました。
間違っていたら教えてください。

 で、朝ごはんをまだ食べていなかったので、食べるーって思ったらこれだ。
一応、木でふさがれている窓をガンガン叩いてみたが、無反応だった。
はらへった。

 気を取り直して、ユタに戻り、Bluffの町で給油をし、サンドイッチなどを仕入れる。
ここで食べたいくらいおなかが空いていたが、グースネックを見ながら食べる気になっていたので、ポテチでごまかす。

 ここからは楽しいドライブ。正面にメサを見なが右も左も台地。
その間を縫うように走る走る。
対向車はこないし、後ろにも誰もいない。
しかも道はまっすぐ。

 30分ほど走るとグースネック州立公園へ続く道へと入る。
最後は公園に当たって行き止まりな道なのに、州道になっている。
しかも舗装したててきれい。
ここは直線がしばらく続いた後に下りのヘアピン・カーブがいきなり襲ってくるので、標識には注意。
ま、対向車もほとんどいないから、安全確認した後に突っ込むのもありかな。

 で、つきました、グースネック州立公園。
駐車場からはこの公園のすごさがわからない。
車を停める。
テクテクと先のほうに歩くと、ぐにょぐにょと曲がった川が現れる。
やがてこの先でコロラド川に合流するサン・ホワン川。

 こんなの見たことある?
もう、めちゃくちゃに蛇行している。
ほんと、これはすごいよ。
ほとんど人がいなく、渓谷を通りぬける風のおとがするだけ。
遠くにはモニュメントバレーのビュートがみえる。
しかも、入場料がただ。ただでっせ。
一応、テーブルとベンチとトイレは完備しております。
赤い台地を走ってきた目には、ここのグレーなところもまた新鮮。
ここは超おすすめ。
モニュメント・バレーまできたら、ぜったい行くべし!
(写真の合成が下手ですまん。合成しなければ写らないくらい巨大で、この写真も全体の1/4くらいしか写ってません。)

 ここで先ほど買ったサンドイッチを食す。
めちゃ、パンがばさばさに乾燥してて、正直旨いもんじゃなかった。
、一気に口に入れ、コーラで流し込みました。

次なる目的地ナチュラル・ブリッジ国定公園を目指す。

 ここからUT-261を北上すると、メサを一気に上るモキダグウェイを通る。
ここは直線は舗装されているが、コーナーは未舗装という超ないすな道。
コーナーに進入するときにスピード・オーバーだと、場合によってはスリップして崖を転落って可能性がある、という道。
北上するときは登ることになるので、スピードさえ気をつけていれば落ちることはないだろう。
くだりは勾配がけっこうきついので、ブレーキの踏み込みすぎに注意。

 ここを登りきったところからミューレー・ポイントという絶景が見渡せるところがある。
そこに行こうと思ったのだが、ダート路を進んでいくうちに、どんどんワダチが低くなる。

真ん中の削れていないところとの差が大きくなり、車高の高くない我が車は下をすり始めた。
このまま進んだらはまってしまいそうだったので引き返すことに。
バックで戻って、適当なところでUターン。
ワダチとの差がきついので、いったんワダチとの差が少ないわき道に入って、Uする。
行けたら行きたかったけれど、底をガリガリしながら進む気にはなれなかった。

 さて、再びUT-261に戻り、北上を続けること30分、
ナチュラル・ブリッジ国定公園に到着。
長い年月をかけて川が岩を削って、孔をあけて、まるで橋のようになっているから、この名前がついている。
地球上にはなんとも不思議な場所がある。

 まずビジター・センターに行き、入園料を払う。
ナショナル・パーク・パスを持っていたらそれを提示すると、公園の地図をもらうことができる。
基本的には全長9マイルの舗装道を走ると、3つのナチュラル・ブリッジを見ることができる。
各ブリッジへのトレイルもあるので、ブリッジの下までいくこともできる。

 道順にしたがってブリッジを見ていく。

 

 ←世界第二位の長さを持つSipabu Bridge。全長81.7メートル、高さ67メートル。この下までいけますが、かなりきついトレイルです。今回はパス。世界一はレインボー・ブリッジらしい。レイク・パウエルのね。

 

 

 

 

 

 

 

←世界第三位の長さを誇る Kachina ブリッジ。全長62.6メートル、高さ64メートル。これも下までいけます。

 

 

 

 

 

 

← これがOwachomoブリッジ。この3つのなかでは一番小さいが、一番簡単にアクセスできるということなので、下まで行ってみる。トレイルは比較的よく整備されている。行きは下り、帰りは登り。勾配がきつめなので、水は忘れずに。

 

 

 

 

 

 

 

←幅55メートルくらい。ただし、厚さが2メートルちょいしかないそうな。

 

 

 

 

 

 

←下から見るとこんな感じ。でかいっす。今にも折れそう。

 

 

 

 

 

 

 

 ナチュラル・ブリッジを堪能したので東に向かう。
前回来た時にBlandingの町のビジター・センターでよくしてもらったので、Blandingに宿泊することに。

まだまだ日が高い4時過ぎにチェックイン。
ここのモーテルの親父さんに熱心なモルモン教徒。
今度の週末ソルト・レイク・シティで年2回しかやらないモルモンの集まりがあるから是非いきなさいって盛んに勧められた。
ソルト・レイク・シティ、ここからめちゃ遠いじゃん。
ということで、話を聴いた最初からパスと思った。
だけど、 悲しき日本人の性、期待を持たせるような答えをしてしまった。
翌朝は速く出るからいいか。

 時間が日没までたーーーぷりあるのでNews Paper Rockを見に行く。
とはいえ、そんな気軽にいけるような距離じゃないんだけど、他にいくとこないからいいか。
片道50マイルくらいね。
ってこの50マイルくらいってのを甘く見ていた。
US-191は主要幹線道路だから快適に走れる。

途中、デビル・キャニオンを通過したとき、車が崖に落ちて木に引っかかっているのをみた。
どうすればあんなところに落ちるのか不思議。
車が走っていたと思われる付近には木が多い茂っているし。
第一道なんかないし。

 で、快適快適って叫びたいくらい快適に進んで、UT-211に入って思い出した。
そう、前回ここを通ったとき、嵐で気がつかなかったけれど、道があんまりよくない。
ついでに、両側とも牧草地で牛が道路にでていることもある。超危険。
しかも、ほどよくアップダウンしながら曲がっているし、なかなか退屈な風景のなか、気を許せない運転になった。
ま、苦にならないからいいけど。
で、1時間もあればつくだろうと思っていたのが、予定をオーバーしてしまうが、まだ5時半前。

↑こんな巨大な岩の黒い部分にたくさんのペトログラフが。

↑ごちゃごちゃとたくさん描かれてます。

↑狩の模様

 

↑これもペトログラフ?なんか後世の人が書いたぽい。ちなみに岩の右上にぽつんと描かれてます。

 ゆっくりとペトログラフを堪能して、帰路に。
同じ道を通って帰るのはしゃくだということで、Monticelloに抜けるAbajo Mountainを通るHarts Draw Rd.を走る。
地図では太い線で書かれていたから整備されているとおもっての選択。
これ、道は整備されていてもグニュグニュと曲がりくねった山道。
しかも、一番高いところで3000メートルくらい。
走ってみて、げって思ったね。
ほんと。長距離運転で疲れているときに、山道、それも日がおちて真っ暗ってのはきつい。

 途中のオーバー・ルックからの眺め。はるかかなたのメサと夕日。
とても幻想的でした。寒かったけれど。
このあたり高度が3000メートルあって、すでに紅葉が始まっていて黄色の葉がとてもきれい。

 Blandingの町には7時過ぎについて、町にあるスーパー・マーケットに行く。
ロースト・チキンとポテト・サラダ等を買って夕食に。
今日はろくなものを食べなかったから、ビールを飲みながら食べる鳥は旨かった。

 食後の運動にそばにあったシェプロンにあるお店に入ってみた。
外から見るととても大きいお店に見えたのだが、がらーんとしていた。
かつてはちょっとした食料品店も兼ねていたようで、冷蔵庫が壁に沿って並んでいた。
一部、使われている冷蔵庫には飲み物や牛乳が置かれている。
他の冷蔵庫の形状から野菜も売っていたと思われる。
近所にスーパーができたからってことかな。
特に欲しいものもなかったので、宿に帰り寝る。

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